合気道について

合気道は、開祖・植芝盛平先生により創始された武道です。
歴史や、特色、哲学などの詳細は複雑ですので合気道に関するWikipediaの記事などをご覧いただくとして、合気道の稽古にはおおむね以下のような特徴があります。

  • 稽古方法に無理が少ない:
    • 合気道では基本的に、型を中心として取り(投げる側)と受け(投げられる側)を交互に行う形式の稽古を通じて、人間がどうすると倒れるか、どうすれば制することができるか等を学びます。試合形式でないことから各人の熟練度や体力に合わせた無理のない稽古をすることが可能です。
    • また初心者向けの技の多くは、バランスをコントロールして相手を転ばせることを主眼にしているため、無理な投げや抑えを行うことは少なく、受け身の技術をきちんと身に着けていれば比較的安全に稽古することができます。
    • これらの特徴により、70代くらいの方から子供まで非常に幅広い年齢層の方が稽古をすることが可能です。
  • 受け身をとることは健康に良い:
    • 合気道では基本的に交互に技を掛け合って稽古をするため稽古時間の半分はおおむね受け身をとっていることになります。
    • 受け身をとることは立つ・座るに必要な体幹や足の筋力を無理なく鍛えることにつながり、基礎体力の維持・向上に役立ちます。
    • 受け身の技術は、転んだ際にどうすれば怪我をしにくいかという知恵の体系です。これを身に着けることは日常においても怪我の予防に有益です。
  • 肩、背中、腰などの普段あまり動かさない部位を動かせる:
    • 合気道には腕を押さえたり極めたりする動作が多く含まれますが、この技を受ける動作を通じて肩関節や背中などが大きく動くため、デスクワークなどで固着しがちな現代人の体をほぐすのに最適です。

市民のための合気道教室の目標

これらの特徴は、市民の健康増進に有益であるため、八王子市合気道連盟では中学校の武道場などの公共施設を利用して入門者・初心者レベル向けの稽古行うことを通じてみなさんの健康に寄与しながら、合気道の魅力を伝えて行くことを目標としています。

より深く合気道を学びたい方へ

前述の目標により、当教室での稽古は常に初心者レベルのものを行います。より深く合気道を学びたい方は八王子市合気道連盟の各道場などでの稽古をすることをお勧めしています。
  • 特に子供クラスで数年稽古した人は大人クラスに移っても稽古内容のレベルが合わない可能性が高いため、続ける場合は道場に入るほうが良いでしょう。
  • 市民のための合気道教室で稽古をされた方が、八王子合気道市連盟加盟道場へ入会される場合は入会金の免除などの特典があります。